レバー操作等の力とストロークを遠隔伝達。
単に力を伝えるだけでなく、独自技術により操作フィーリング向上をも実現。
フロントケーブルとリヤケーブルが連結され、運転席のパーキングブレーキレバーの操作力を後輪に伝えます。自動車用ケーブルの中では最も高荷重で使用されます。
高効率技術
ケーブルのアウタ・インナ双方に樹脂コーティングを施し、かつ高性能グリースを併用することで高い摺動性能を実現。耐腐食性能の向上、ブレーキ異音対策に効果を発揮します。
シミュレーション技術
コンピュータシミュレーションにより、トランスミッションケーブル・パーキングケーブルの車両内部レイアウトをバーチャルで行うとともに、性能と耐久性を精度高く予測する技術を有しています。
AT用:オートマチック車(横置きエンジン)のシフトレバーとトランスミッションの間を連結し、シフトポジションをトランスミッションに伝える働きをします。正確なストローク伝達が要求され、操作上のガタを極力小さくした構造になっています。
MT用:マニュアルミッション車(横置きエンジン)のシフトレバーの前後(シフト)・横(セレクト)各方向の動きを2本のケーブルでトランスミッションに伝えます。ストロークの伝達のみならず、シフトフィーリングを左右する重要な製品でもあります。
高効率技術
コントロールケーブルにおける力の伝達効率向上でのスムーズな操作性を追求。これらの技術により省スペース、配索自由度・操作フィーリング向上を実現しました。
小曲げ技術
コントロールケーブルにおける小さな曲げRでのスムーズな操作性を追求。これらの技術により省スペース、配索自由度・操作フィーリング向上を実現しました。
シミュレーション技術
コンピュータシミュレーションにより、トランスミッションケーブル・パーキングケーブルの車両内部レイアウトをバーチャルで行うとともに、性能と耐久性を精度高く予測する技術を有しています。
運転席から、ボンネット・給油口・トランクを開けるための遠隔操作用ケーブルです。
旧来よりあるウィンドウ開閉用ケーブルに加え、スライドドアの電動開閉車の登場等により、多くのコントロールケーブルが使われています。
パワースライドドアケーブル
1BOX車等のRVの普及・高付加価値化が進み、モーターの駆動力でスライドドアを開閉する「パワースライドドア」が増えつつあります。このユニットにも、モーターの駆動力を伝える当社の高耐久ケーブルが使用されています。
ドアロックケーブル
自動車の高性能化・多機能化に伴い、ドア内部のスペースに余裕がなくなり、旧来のロッド式では成り立たなくなってきたのを受け、レイアウトの自由度が高いケーブル式が採用されています。当社のケーブルは細径ながらも高強度で、レイアウトの自由度と高い信頼性を両立させています。
EVなど電気式パーキングブレーキの採用が進む中、電気系統のトラブルによりパーキングブレーキが解除できなくなったときに備え、機械的に強制解除するケーブルです。高い気密性が求められます。
コントロールケーブル製品に関するお問合せは、下記の電話番号までお願いいたします。
(東日本) 東日本営業所 TEL 028-680-2721
(中 部) 営業部 TEL 0561-32-8219
(西日本) 西日本営業所 TEL 06-6385-2788