株主・投資家の皆様へ

 株主の皆様には、平素より格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。

 2020年度の業績につきましては、売上高が前連結会計年度に比べ87億3千9百万円減収の746億5千5百万円となりました。
 損益の状況につきましては、コロナ禍による大幅な売上の減収に伴う付加価値の減少はあったものの、グループを挙げて取り組んでまいりました生産性向上による労務費・稼働費の改善、スクラップ低減等による原材料費改善及び固定費の変動費化などの総費用低減活動の成果により、営業利益が前期に比べ14億3千1百万円減益の12億6千万円、経常利益は前期に比べ7億3千1百万円減益の22億5千8百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は前期に比べ3億9千1百万円減益の12億4千8百万円と第3四半期決算発表時に公表した見込みを上回ることができました。

 国内外の自動車販売は、当社グループの主要取引先の回復に伴い、半導体供給や新型コロナウイルス蔓延の懸念はあるものの、前期レベルを大幅に上回ることが予想されます。
 収益面では、資材、資源インフレによる材料費、物流費の上昇の可能性がありますが、原価上昇の逆風を跳ね返し力強く収益を向上させていくため、前期実施してまいりましたコロナ禍でスリム化した変動費・固定費を維持しつつ、売上拡大に伴う付加価値増を最大化する施策を実施してまいります。
 またEV・FCV関連製品の開発や、非自動車分野へのビジネス拡大をしながら市場の要請に確実に応えることができる体制を強化し、コンプライアンスを重視した透明性の高い経営の実現により、すべてのステークホルダーから愛される企業を目指してまいります。

 今後とも皆様の変わらぬご支援とご指導を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

2021年6月