焼入れ
[quench hardening, quenching] ばねを高温(800℃~850℃ほど)に加熱した後、急冷して硬化させる操作。必ずしも硬化を目的とせず、単に急速に冷却する操作をいうこともある。

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焼なまし
[annealing]適当な温度(350℃~500℃)に加熱し、その温度に保持した後、冷却する操作。
その目的は、残留応力の除去、硬さの低下、被削性の向上、冷間加工性の改善、結晶組織の調整、所要の機械的、物理的、又はその他の性質を得ることなどである。

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焼戻し
[tempering]焼入れで生じた組織を、変態または析出を進行させて安定な組織に近づけ、所要な性質及び状態を与えるために、A1点以下の適当な温度に加熱、冷却する処理。

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横ずれ防止機構
[anti-slide equipment]スタビライザが横方向にずれるのを防ぐために装着されるバンド、又はバンド状の構造物。

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